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ゆめちょ物語

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――― 過去、障害者の方がクッキーをつくり始めたときも、障害者の方のつくりやすい食材で、日持ちもして、商品性として社会になじむという意味で画期的だったと思うんですが、それを生かす形で、今回さらにもう一歩進んでいくということですね。

そうですね、そういった成功体験を積み上げていただきたいですね。それによって自分たちがさらに発想していく力をつけていってもらいたいなと思っています。

――― ただ、いくつかご心配の質問もいただいていて、仮に原料の供給が絶たれたら、リカバリーはどうお考えですか。

実は、日本で一番チョコレートの原料を持っているのが野口ショコラティエなんですね。彼が一番チョコレートの消費量が多くて、いろいろなメーカー、問屋などから仕入れているので、今回、研修先の福祉事業所やブランチにも野口が一番安く提供できるのではないかと思っています。それぐらいの量をストックで押さえているということです。福祉事業所に、そうした本物で、かつ安価な材料を流通させていって、原価を抑えた上で良い商品を売っていきたいと思っています。

――― もう一点、チョコレートメーカーというのは全国にありますよね。メーカーは、なぜ有名ブランドのOEMを引き受けないんでしょうか。

大手メーカーは、ある程度機械製でやっているので、ピュアチョコレートを扱いにくいんですよね。扱うとなると、手作業やアナログな機械でやらなければいけないので。あとは、大手メーカーさんはOEMをやらなくても、自社のブランドをつくっているからじゃないでしょうか。OEMは大手メーカーがやりたい市場規模ではないのかもしれないですね。

 

プロボノによるサポートでさらなる後押しを

――― また、この事業にプロボノの人たちが関わるとしたら、例えばどんな可能性があると思われますか。

まず、当然、商品のブランディングや情報発信、企画、広報などが考えられると思います。また、野口ショコラティエはずっとOEMが専門で、ショッピングセンターなどの小売さんに直接流通させた経験はあまりないので、そういったところへのアプローチについてのサポートもぜひ受けたいです。

とくに情報発信の部分は、僕らもちゃんと社会にインパクトを与えていきたいので、並走していただけるとうれしいなと思っています。

――― 研修をする先の施設に対してはいかがですか。

そうですね。今あるお菓子とどう組み合わせるかとか、チョコレートの技術などは当然教えるんですが、商品のデザインや情報発信の方法など、個々の課題がたいろいろ出てくると思います。

――― 確かに、野口さんや夏目さんたちが技術指導まではできるけど、そこから先の展開の部分はプロボノのサポートでもう一押し、二押しが必要なんですね。

はい。最後に、ちょっと補足してもいいですか。皆さんは世界3大ギフトって、ご存じですか。花、シャンパン、チョコレートなんですよね。

花であなたの心を開かせ、シャンパンであなたの心を酔わせ、そして最後に、チョコレートであなたの心を溶かすと。いいチョコをたくさんつくって、障害を持った人たちと一緒に、いろんな人の心を溶かしたいなと思っています。

 

 

 


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